彩花の騎士
ストーリー 32

『2年B組の教室』。

キーンコーンカーンコーン・・キーンコーンカーンコーン・・・


 アカネ「・・・っん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!・・・」

6時間目終了の鐘が鳴ると同時に、
めーいっぱいバンザイして背伸びをするアカネ・・

 教師「コラ淡路、そういう事は礼が終わって
    先生が教室から出てからするものだ」

まだ4月、席順は五十音順のままで
窓際列の先頭に座るアカネは、その賑やかで奔放ぎみな性格もあり
教師達からよく目を付けられている。

 アカネ「ほなセンセ、はよ礼しましょ」
 教師「まったくお前というやつは・・・。日直」

 日直の生徒「はい。起立・・」



・・・




教師が退室し、ホームルーム前のちょっとした時間・・

帰りの仕度を早々に済ませたバッグを机の上に置き・・
それをクッション代わりに、顔を横向けに乗せるアカネ。

目線は窓の外の、春の淡い青空・・・。

 アカネ(・・・・・・あかん・・・眠なってきた・・・)


と・・

 ???「―――・・・うおぉー!、爆烈ダッシュハイパー!!」

外から頭の悪そうな叫び声が聞こえてくる・・

 アカネ(ん?、・・こらチカやなw)
その聞き覚えのある声の主を見ようと
身を起こし、窓からグランドを見る・・・


ジャージのズボンの裾を捲り上げ、ハーフパンツ風に着崩したチカが
誰もいないグランドをただ1人、猛ダッシュで走っている・・


 アカネ(何やっとんねんアイツ・・6時間目もぉ終わっとるぞ・・・;)


チカはそのままグランドの中央を突っ切り、校舎の方に走って来る・・・。




 ミヨの声「チカ早く!、ホームルームはじまるよ!!」

そのチカに対し、
既に制服に着替え終えたミヨが、『1年B組の教室』内の窓から叫ぶ・・



 チカ「・・ききーっと!」
スライディングぎみに足裏を滑らせつつ止まるチカ。

そこは1年B組の教室・・・の窓の外

 ミヨ「ききーじゃないわよ、早く早く!、靴脱いで!」
 チカ「裸足ぃ?」
 ミヨ「アンタがいつまでもボール蹴ってるからでしょ!」バカみたいに

そう言って、窓から身を乗り出したミヨは
チカの腕を取り、強引に教室へと引っ張り上げる・・・

 チカ「痛たたたた!」
 ミヨ「我慢しなさい!」

 チカ「ぐえっ!」窓のフレームでお腹打った;

ひゅるりと教室に吸い込まれるように入っていったチカの姿を
上の階から一部始終見ていたアカネ・・・


 アカネ「カッカッカww、アホやアホ(褒め言葉)ww」
足をバタバタしながら笑うアカネ

 2年B組担任「・・淡路ぃ〜、そんなに外は楽しいか〜?」

 アカネ「!?、をぉセンセ来とったんですか!?」

 シノブ(・・これで今日先生に注意されたの5回目ですわよ、アカネさん!
     後で私からもしっかり注意させてもらいますからね!!
     二階堂さんと此花さんも!!)
窓際列の最後尾に座るシノブも、チカの一連の行動を見ていた・・

 シノブ(他の生徒の模範となるべき騎士様が・・まったく・・・!)プンスカ





・・・・・





放課後。

騎士の館・1F『トレーニングルーム』。

1年生の9名と、コウが集まっていた・・・

 チカ「――・・くぅ〜・・“バトルスーツ”か〜!
    とうとうアタシもスーパーヒーローの仲間入りだぜ!!」
 ミヨ「チカじゃないけど・・確かにアレは私も少し憧れるわ(^^;)」

 チカ「お!、ミヨもやっと解ってきたね!」(>▽<)○ビシビシ
 ミヨ「痛いわね;」グーで突くのやめなさい


 モトコ「バトルスーツというのは・・
     身を守るだけの防具が発展したものです。
     これを着る事で、生身でもムゥリアンと戦う事が出来るようになる
     戦闘用スーツの総称ですね」
 コウ「ふむふむ・・」

 モトコ「もちろん防具としてもとても優秀で
     防弾、防刃、耐電、耐火、耐水、耐寒、耐G、衝撃緩和・・
     あらゆる攻撃から身を守る事ができます」
 コウ「すごい!」
   (いっぱいあり過ぎてよく解らないけど・・)
 モトコ「その真価は・・」

と、モトコが言いかけた時・・


部屋のドアが開き、大きなダンボール箱を1つずつ抱えたキリア先生とシイナ・・
2つ抱えたユミ、3つ抱えたアユミ先生が入ってくる・・・。

 コウ(アユミ先生力持ち!)


計7つのダンボール箱を、とりあえず置いた先生達。

 キリア「・・よ〜し、1年全員と美里・・全員揃ってるな」
 一同「はい」

 キリア「お前達のバトルスーツが出来たので、これから試着してもらう。
     名前を呼ばれた者から順に、真矢・・団長さんから受け取っていけ〜」


ユミは1つ目のダンボール箱を開き・・

その中に入っている、畳んだ服サイズの平べったい梱包袋を
1年生&コウ達に手渡していく・・・



全員に行き渡ったところで・・
 キリア「じゃ、開けろ〜」


バリバリ、バリバリ、バリバリー!


部屋に響く梱包ビニールを開く音。

中に入っていたのは薄い生地の、首までの黒い全身タイツ・・・

 チカ「・・なんだこりゃ?」

目の前に両手で広げたその全身タイツに、???という顔をする多くの生徒達・・


 キリア「それはウルズマイトを使用した特殊繊維で編まれたインナースーツだ。
     見た目こそ頼り無いが・・拳銃で撃たれても、
     せいぜい痣が出来る程度にダメージを抑える優れものだ」

 一同(こんなペラペラが・・)

 キリア「これを着ないで戦場に出ようものなら、即ジ・エンド。
     よって後方支援組にも作戦中は着用を義務づけている」

 キリア「まぁ百聞は何とやらだな・・
     全員とりあえず着ろ。ジャージと体操服は脱いでな」
 コウ「えぇ!?、下着でですか!?」

 キリア「そうだ。ウルズマイトを使っていると言ったろ・・
     肌に直接触れたほうが性能はより発揮される」

 キリア「・・っと、モトコ・・閃モトコは脱がなくていいぞ」非適合者だからな

 キリア「というか脱いじゃいかん、こんな大勢の前で」うんうん
 シイナ「先生、心の声出てますよ・・・;」

 アユミ「ゴホン!」
咳払いでキリア先生に注意しつつ、生徒達には聞かなかった事にしろアピール

 モトコ「・・・(^_^;)」
 コウ「・・・;」




そんなキリア先生達の話を余所に・・

バッサ!

 コウ「!?」ビクッ

コウの横では、早々に体操服を脱ぎ捨てるタツミ・・

 コウ(躊躇なしっ!?・・というか・・・・・な、なんて凛々しい筋肉なの!?
    スゴイ!!腹筋割れてるっ!?)


 コウ(・・って何見とれてるの私;)
いそいそと上着を脱ぎ、ぷはっ・・と顔を上げるコウ・・

 コウ「!?」

次に視界に飛び込んできたのは、ズボンを脱ぐために前屈みになり突き出たお尻・・
いや、その下着にプリントされた、ポップなテイストのウサギの顔・・・

 コウ(う、ウサギちゃん・・・)

 スズナ「ふぅ・・」
 コウ(スズちゃんの下着にウサギちゃん・・・・・)


 キリア「・・伸縮性が高いから首の部分を広げて着るんだ」

キリア先生の声にハッ!?っとするコウ

 コウ(ダメだダメだ・・;。
    何を1年生達の下着姿をジロジロ見てるんだ私・・・
    これじゃただの変態じゃないか(@@;))
コウは慌てて残りの服も脱ぎ終わり、
インナースーツの首元をびよ〜ん・・と伸ばし、回りのペースに追い付く・・


 チカ「をぉ〜・・伸びる伸びる!」
胴回り以上に広げた首元部分から、足を通して着ていく生徒達・・


 コウ(うわ・・生地の肌触り良いからスルスル入る・・)
着難そうな全身タイツは、思いのほか簡単に着用できた。


 スズナ「フフ、みんなでこれ着てると
     何かのパフォーマンス集団みたいだねぇ(^^)」
 モトコ「ですね(^^)」
 サチ「同感。」

 ミヨ「こ・・これは・・結構ボディーラインがハッキリ出るわね;」
 チカ「おぅおぅ、スタイル抜群自慢ですかいミヨさんよぉ〜?」
 ミヨ「誰もそんなこと言ってないでしょ!」

 アユミ「私語が多いぞ」

 一同「はい・・」


 キリア「・・じゃ〜美里、2年だから代表でちょっと前に来い」
 コウ「?。はい・・」

前に呼ばれたコウは、サンドバッグの前に立たされる・・

 コウ(・・・何するんだろ?)

 キリア「それを思いっきり殴ってみろ」
 コウ「え?、これを(サンドバッグ)・・ですか?」思いっきり・・
 キリア「あぁ」

 コウ(私こういうのやった事ないのにな〜・・・;)
渋々・・何かの映画かアニメで見たような、見様見真似のぎこちないパンチを出す・・

 コウ(おりゃーーー!!)


ドッ!!


案の定、鈍いヒット音・・

に反して、コウのへっぽこな拳が当たったサンドバッグは
まるで格闘家が殴ったような衝撃を受け
吊るした鎖をギシギシ言わせながら大きく揺れる

 1年生&コウ「!?!?!」

 チカ「すっげー!、コウ先輩超絶パンチ力!!」(☆▽☆)
 フミコ(せ、先輩・・!?;)

 コウ「・・あわ、あわわわわ・・(@□@川)」


 キリア「手はどうだ?、美里」
 コウ「・・へ?、え?・・・手・・ですか??」
今起こった出来事を、頭がまだ理解できていないコウ

その事も含め、殴った右手は小さく震えている・・・
 コウ「えっと・・手は・・・手・・」

そんなコウの右手を、スッ・・と細く綺麗な両手が包み込む・・・。

 コウ「!」
相手の顔を見上げると・・

 ユミ「大丈夫、落ち着いて(^^)
    ちょっとビックリしたのよね・・」
 コウ「ゆ、ユミ先輩・・」


憧れの先輩の力たるや絶大で・・
そのユミの微笑みと手の温もりにより、震えはすぐに治まった・・・

 コウ「あ、ありがとうございます・・」
 ユミ「(^^)」
手を解くユミ・・


 フミコ「・・・・・」
 イサミ「・・・・・」



 コウ「・・手は・・何ともないです」
 キリア「うむ、ありがとう。少し驚かせてしまったな・・すまん」


 キリア「今、美里が見せてくれたように、
     素人が思いっきり殴れば、逆に自分の手を怪我しかねないような事でも
     しっかり保護されているという証明だ」

 キリア「それどころかこの威力・・」
まだ揺れの残るサンドバッグを、片手を添えて止める

 キリア「先に言った通り、インナースーツにはウルズマイトを使用している。
     お前達適合者が着る事で、その防御性能はさらに上がり・・
     加えて、今のパンチのように身体能力をも引き上げてくれる」


 ミヨ「・・ホントにヒーローのスーツみたいだね」ボソ・・
隣のチカに小声で話し掛けるミヨ

・・が、返事は返ってこない

 ミヨ「?」
 チカ「・・・すっげー・・・・・。見たミヨ?、あのパンチ!」キラキラ☆
 ミヨ「あ、あぁ・・まだそこなのね;」驚いてる箇所


 キリア「・・これは走ったり飛んだりする事にも言える」

 キリア「まぁウチのバトルスーツに関しては、
     安全第一の防御特化タイプだからな・・
     (身体能力の)上げ幅はそれほど期待しない方がいい」

 イサミ(それでもあれだけ(コウのパンチ力)の恩恵を受けられるのか・・)


と、少し脅えた様子のスズナに気付くキリア先生・・

 キリア「安心しろ鈴木。あくまで身を守るためのものだ
     これを着てムゥリアンと殴り合えという事ではない」

 スズナ「は、はいぃ・・」

 キリア「前線組もだぞ。
     バトルスーツを着ると、誰しもが強くなったような錯覚をするが・・
     実際に白兵戦なんて事は考えるなよ〜」

 チカ「えぇ〜・・」
 タツミ「・・・」


 アユミ「二階堂・・
     そんなに殺りたければ、まず私を倒してからにしろ・・」ゴゴゴゴゴ・・

 チカ「い、いえ・・やめときます・・・;」恐ぇ〜・・“や”の字間違ってるよ;


 キリア「うむ、どうしてもしたいなら進藤先生の許可を貰え。
     身体能力アップは、スタミナ温存と円滑な行動をするための
     サポート機能と捕えるのがベストだろう」

 キリア「では次に、インナースーツの上に着るプロテクターを配る・・・」






・・・・・






30分後・・

黒いインナースーツの上に、灰色の各部プロテクターを重ね、
さらに・・シミュレーター訓練でもお馴染みの“万能ヘルメット”を被った

1年生とコウ達が、トレーニングルームからぞろぞろと出てくる・・・。


 チカ「・・このプロテクターって結構邪魔だな〜・・」
 ミヨ「怪我したくないでしょ、文句言わないの」

そのまま格納庫側、『騎士の館』の裏門から、外周道路に出て行く・・


 アユミ「よし、全員(メットの)バイザーを下ろせ」

これでバトルスーツの完成状態になった一同・・


 アユミ「さっき言った通り、これからバトルスーツに馴れるため
     その格好でまず外周を10周走ってもらう」

 コウ(身体能力アップ機能とかいうので、
    プロテクターとメットの重さはほとんど感じないけど・・・
    この格好で走るのか〜・・・)少し不安

 アユミ「・・ではスタート」



走り出した瞬間、それぞれがすぐさま驚いた・・


 コウ(!?、何これ!?、軽い!!)

 チカ「うわー!?、アタシ今飛んでない!?」
 ミヨ「いや飛んではいないけど;・・・そんな気がするぐらい軽いというか・・
    走るのが凄い楽ね・・・!」

 チカ「これなら10周なんて楽勝だぜぇい!!」
そう言って、全員纏まって団子状態で走っていた中から1人飛び出すチカ・・

 ミヨ「あっ、ちょっと!!」

そのままチカはぐんぐん加速し、自転車で立ち漕ぎするような速さで
瞬く間に視界から小さくなっていく・・・

 ミヨ「そんなに早く走れるようになるの!?」

 コウ「ハハ;、でもチカちゃんの気持ち分かるな〜・・」
 ミヨ「コウ先輩まで・・・;」

言葉には出さないが・・皆、バトルスーツの凄さを実感しつつ

いつの間にか、一団の走るスピードは
短距離走のようなハイペースになっていた・・・。





・・・





スタート&ゴール地点。

適合者でないため、バトルスーツの防御面しか恩恵を受けれないモトコは
ランニングには参加せず

アユミ先生とキリア先生と共に、周回を重ねる1年生達を見守っている。


 キリア「・・・もどかしそうな顔をしているな」

ヘルメットは被らず、両手で抱きかかえるように持っているモトコ・・
 モトコ「それは・・・少しは・・・・・」非適合者と解っていても・・


 キリア「・・・すまんな。本来なら“大学院”に進んで
     もっと多くの成果を出せたお前を・・」

 モトコ「キリア先生!」
 キリア「・・あぁ・・この話はなしだったな・・・」

 モトコ「そうですよ・・。
     アタシ、先生に『女子高生を満喫してみないか?』って言われたの
     凄く嬉しかったんですから・・・そんな事言わないで下さい」
 キリア「・・・」



 モトコ「・・・・・・・中学生なのに1人大学に通って・・」
 キリア「・・・」

 モトコ「気が付けば、どっちでも浮いてて・・・・・あれは凄く嫌でした・・」


 アユミ「・・・・・」
2人の会話に目線だけ向けるアユミ先生・・


 モトコ「だから、先生がこの三枝女子に誘ってくれて、
     防衛団の整備班に推薦してくれて・・・」
 キリア「だが今・・」

 モトコ「先生知ってます?、“騎士様”って?」
 キリア「・・?。・・生徒達の間のアレの事か・・・?」

 モトコ「はい(^^)。不思議な風習・・習慣ですよね。
     アタシが今まで受けた、“特別”を疎むような目じゃないんです・・」
 キリア「・・・」

 モトコ「何て言うか・・・「よくぞ特別でいてくれた!」みたいなw」
 キリア「ハハ、何だそれはw」

 モトコ「だからそんな風に見られてる集団にいると・・
     アタシあんまり浮いていないというか・・」(^^;)むしろ地味な方

 キリア(アヒルの子達の中に・・ならぬ、白鳥の子達の中に・・・か)


 モトコ「キリア先生は、整備の仕事は非適合者でも
     80%は知識と技術だけで出来るとも仰ってくれました」
 キリア「あぁ・・」
 モトコ「アタシはその80%を頑張って、
     残りの魔法力に直接関係する20%を回りに頼れとも・・」
 キリア「その通りだ」


 モトコ「・・・・・もうこれは・・“騎士様の整備班”は・・・フフ」
 キリア「・・?」

 モトコ「・・・」(^^)ニコニコ
 キリア「・・・何だ?」

 モトコ「・・いえ・・・やっぱりやめておきます(^^)」
 キリア「気になるじゃないか・・」


 モトコ(これがキリア先生の計らいだって事は・・・)


 モトコ「・・・先生」
 キリア「ん?」

 モトコ「アタシ今、凄く楽しいです(^v^)」
満面の笑みで、キリア先生の顔を見上げる


 キリア(・・はうぅっ!?)ズキューーーーーーーン!!(←ビームライフル音

 キリア「・・・そうか」
    (・・そ、そんな愛くるしい小動物のような・・ま、眼差しを・・・!!)
心情を読まれないよう、目線を空に向けるキリア先生・・・

 モトコ「?」


キリア先生はそのまま、左手でメガネを上げる・・
レンズに光が反射して表情も読めなくなるが

白衣のポケットに入れていた右手を出し・・モトコの頭をくしゃくしゃと撫でた。

 モトコ「わぁっ?」
 キリア「・・・期待しているぞ、整備の方」
 モトコ「はい(^^)」








 チカの声「・・うぉーーー!、爆烈ダッシュハイパーフィニーーーッシュ!!」

・・と、イイ雰囲気をぶち壊す叫び声・・・

ズザザー!っと・・10周のランニングを終え、ゴール地点に到着するチカ


 アユミ「・・・どうだ?、バトルスーツの感じは?」
あえてモトコとキリア先生の会話を聞いてないように、チカに声をかける


 チカ「これサイコーっスよ!、先生!!」へへへ
 アユミ「うむ。ではあと10周走ってこい」

 チカ「えぇぇぇぇっ!?」Σ(@□@川)ガーン


 モトコ「クスッ・・!」
 キリア「プハッ・・!」

 チカ「?」

 キリア「ww・・まぁ院に進んでたら、こういうヤツとも知り合えなかったろーなw」
 モトコ「はい!ww・・チカちゃん・・・w」ツボに入った・・


 チカ「え?え?・・どうしたの???」(・v・;)



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by: へろ
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