ガンパレード・オーケストラ 白の章
「咲良&亜美(大攻勢作戦)」

某「ちは○ふる」で使った絵を流用しつつ・・・w
今回も色々端折ったままのウォードレスです;。

でもやっぱり押さえておかねば・・ガンオケのもう一つの顔!、戦闘!



<SS>

『大攻勢作戦』・・・敵を排除し、街を奪還する作戦だ。

しかしながらその御大層な作戦名は、名ばかりのものだった・・・。


石田咲良率いる小隊に命じられたのは、僻地の村の奪還・・
敵勢力はゴブリンリーダーを主とする小規模なもの。


エリート意識の強い咲良にとって、
それは本部に馬鹿にされた感覚にも近かった・・・。



・・・



雪山の上から、ターゲットの村を双眼鏡で覗く咲良・・

明らかに不服そうな顔だ。

 亜美「・・いいではありませんか、小隊長殿」
その横で、突撃への最終準備をする亜美と小隊員達

 咲良「・・・」
 亜美「幸い、敵の戦力はゴブリン程度・・
    キャリアも整備途中でしたし」

 乃恵留「そうよ、あれ以上壊すと野口あたりが発狂するわよw」
 愛梨沙「言えてる言えてるw」

 咲良「・・・そうね、生身での実戦訓練と思えば・・良い獲物かもね」
 亜美「はい!」


ピーガガ・・
無線機が鳴る。

 岩崎「こちら岩崎。」
先に現場へ偵察に向っていた、岩崎からの無線だ

 咲良「状況は?」

 岩崎「西側にゴブリンが4、コボルト3・・
    北側にスライムを引き連れたゴブリン2」

 咲良「よし。・・では岩崎はその場で待機。
    菅原、渡部の両名は林にて岩崎と合流の後、西側の敵を・・」

 岩崎「OK〜」
 乃恵留&愛梨沙「了解」


 咲良「私と横山は村の中を進み、横山は西側の敵を背後から挟み撃ちに・・
    その間私は北側の敵を引き付ける。
    西側が片付き次第、援護を頼む」
 亜美「小隊長殿お1人でですか!?」

 咲良「問題ない」







・・・それは間違いなく“油断”だった・・・。








 咲良「・・・なっ!?」

【アンフィスバエナ】
人の顔に4本の腕、蛇の体を持つ主力型幻獣。

その大きさは直ぐ傍にある民家と同じぐらいはある・・・


いるはずのない幻獣が咲良の目の前にいる。


「戦場では何が起こるか分からない」。
そんな初歩的な事すら忘れて何がプライドだ・・・

咲良は作戦前の自分を悔いながら、必死で敵に応戦した・・・・・。



アンフィスバエナの目から放たれるレーザーは
次々と建物を破壊し、積もった雪を蒸発させる・・・

現状の装備でどうにかなる相手ではないのは明白だ。

被弾しかけたさいに、無線機も壊れた。





・・・一体どれぐらいの時間戦ったのだろう?

死が隣り合う緊迫した状況下では、時間の概念など存在しない・・・






 咲良「はぁ・・はぁ・・・・・」
息は切れ、横腹が痛むほど走った・・それでも敵は振り切れない。

そんな咲良の脳裏をよぎったのは・・・




いつものように、ニカッ!と笑う亜美の顔だった・・・

 亜美『嫌なヤツがいたら言って下さいね、
     私がぶっ飛ばしてやりますから!!w』





 咲良「ハハ・・」
意識がもうろうとする中、思わず笑みがこぼれる・・・



ドーーーーーンッ!!



次の瞬間、爆音と共にアンフィスバエナが煙を上げて仰け反った・・

 咲良「・・・え?」


 ???「小隊長殿ぉーーー!!」


聞き覚えのある声だ・・・

とても馴染みのある、とても力強く、とても心地の良い・・・。



咲良は疲れと安堵で意識を失う瞬間、
戦車に乗って駆けつけるヒーローの姿を見た・・・・・。


大好きな・・・私のヒーロー。




戦闘話でも百合に落とし込む、私の百合脳(=▽=)〜°

でも書いてる途中でヒーローとヒロインが逆転しちゃいましたよw

ゲームやってても亜美には結構助けられますから・・・(^v^;)
なんでNPCの弾って、あんなによく当たるんだろうねw


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by: へろ
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