ガンパレード・オーケストラ 白の章
「咲良&亜美(夏の足音)」

初オケのオケ青を堪能してたのが、リアルの秋〜冬だったので
この時期、妙に季節を反転したオケを描きたくなるw

そんなわけで・・・

ウチのオケ白はもはや原作から大脱線して、
脳内で好き放題に独自路線で進行してるから;

今まで描(書)いてきた流れのまま・・・

咲良×亜美で転属も蹴って、そのまま青森で春を迎え→夏突入w
(制服もそんな感じで勝手に夏服にアレンジ)




<SS>

じめじめ鬱陶しかった梅雨も、つい先日の天気予報で明けたとの報せ・・・

蝉の声はまだ聞こえないが、日に日に空は夏の色に進んでいる・・・・・。




 亜美「―――――・・・小隊長殿ぉ〜!」

昼休みに入り、校内をうろうろする亜美・・・

咲良を探しているようだ。


 亜美(う〜む・・・どこに行かれたのだろうか・・・
    4時間目の授業を欠席されるとは・・・・・)



保健室、購買前、食堂、運動場、体育館、ハンガー、通信室・・・―――
めぼしい場所を回る



 乃恵留「―――・・・は?石田?、私が知るわけないでしょ」

 亜美「よね」私が知らないのに・・・

 乃恵留「よねって・・・;」確信犯か




・・・




 亜美(・・・他に行ってないところは・・・・・)

考えながら黙々と階段を上っていると、気が付けば最上階の最上段・・・



 亜美(あ、ここ(屋上)があった・・・)
    「・・・小隊長殿ぉ〜?」
そのまま屋上へのドアを開きながら、咲良を呼ぶも

見渡せる範囲には誰もいない。



・・・と



 咲良の声「あら亜美、どうしたの?」
 亜美「???」

声だけが聞こえる・・・

 咲良の声「上上」
 亜美「???」

言われたままに、屋上の出入口のドアに手を掛けたまま
上を見ると・・・


 亜美「っ!?;」ぎょっ!?(@@;)

パタパタさせる足が見える

 亜美「ちょっ!?、小隊長殿そんなところで何をしてるんですか!?;」


 咲良「ん?、景色見てたの」
そう言って、無邪気な顔で上から覗き込んでくる咲良

 亜美「パンツ見えたらどうするんですか!」私だから良かったものの・・・
 咲良「アハハ、大丈夫よw」男子ならこのまま顔面に急降下キックするし


 咲良「それより何かあった?、私に用事?」
 亜美「あ、いえ・・・特に用事というわけでは・・・」

 咲良「じゃあ亜美も登って来なさいよ(^^)」

 亜美「・・・;」何か心配して探してたのが馬鹿らしい・・・;



・・・



屋上よりもう一段、高い場所から景色を見渡す2人

 亜美「・・・わっ、少し上がっただけで全然違いますね!」わぁー・・・

遠方の山々の濃い緑、深い青の空、大きく育った白い雲・・・

 咲良「でしょ?(^^)」





 咲良「私がここに来たのは白一色の冬だったから、
    この景色は凄い新鮮で開放的になるの♪」

 亜美「去年のこの時期は戦況も睨み合いが続いていたので
    このような穏やかな時間は過ごせませんでした・・・」

 咲良「そうだったんだ・・・」

 亜美「でも小隊長殿が来て下さったお陰で
    今こうしていられます!!」

 咲良「私一人の力じゃないわよ。
    亜美やみんながいての・・・でしょ?」

 亜美「小隊長殿・・・!」うる


 咲良「・・・夏が楽しみね!」
 亜美「はい!!」




(あとがき)
リアルに冬が苦手すぎて、せめて創作活動の中ぐらいは・・・とw。

前に白の章で、その後の春とか夏とかを書きたいと言ってたけど・・・
もはや“白”でも何でもないとこまで来たな(=▽=;)この脳内オケは。

今年はオケ10周年なのに、バタバタぎみであまり没頭できなかったけど;
逆に記念年だけ騒ぐよりも、11年目もこんな感じでゆるく、
気ままに気長に続けて行きたい・・・と開き直れた1枚になったw


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by: へろ
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