･･た、たまには普通（？）な話でも（＠△＠川）。
（※以下は劇場版Zのネタバレが含まれています）

劇場版ZをDVDで何度か見て感想･･･
世間で叩かれてるほど悪くはなかったと思う。
TV版とは『別物』『単品』と割り切って見れば個人的には面白かった。
MS戦の新カットが躍動的で抜群にカッコよかった！
（はっきり言って劇場版の見所はココ！ｗ）
（特に�Tのアッシマー戦、�Vのコロニーレーザー内部あたり）。
好きな順は�T＞�U＞�V。
ストーリー展開がめちゃめちゃ早かった、テンポはいいけど。
詰め込みすぎたのか、主要キャラはともかく、
サブキャラの魅力が削られてたような気がした･･･。
新作と旧作の繋ぎは別に気にはならなかったけど
わざわざ繋ぎ合わせる必要もなかったと思った。
ノーマルスーツ前開けの新カットのエマさんが無駄に色っぽかった。
カミーユに擦り寄って「ニュータイプ･･」と言うエマさんが無駄に色っぽかった。
カートリッジ交換時のお茶目なエマさんが無駄に可愛かった。
･･･というか、劇場版（�Tはともかく、�Uの後半以降）のエマさんには
正直ガッカリしまくった･･･|||orz
私はTV版のもっとツンツン、ガチガチした
理性・信念・仕事第一で、生真面目で、
カミーユやファをバシバシ引っ叩く（修正する）エマさんが好きでｗ
それでいて色恋沙汰にはかなり奥手で
そんな鉄の女ｗが時折見せる戸惑いや動揺の
『可愛さ』が魅力的なわけで（＝▽＝）
劇場版のありえないスピードで丸くなっていくエマさんは
確かにアレはアレで可愛いけど
自分の好きなエマさんと全然違っててげんなり（＝△＝川）。
『擦り寄って「ニュータイプ･･」』なんてあんな過剰なスキンシップは
TV版じゃありえない･･･にわかエマ萌を増やすだけだ！（炎□炎）
（そーゆーのは我々同人ifに任せればいいのです！ｗ）。
そして「恋人たち」のサブタイトルのせいなのか、
ただ単に尺の都合がなかったからなのか知りませんが
�Uの後半以降の劇場版エマさんは、ヘンケン、ラーディッシュと
完全にセット扱いになっているため、常にそのパターンばかりで登場･･
その結果、カミーユやファ、カツとの絡みがまったくと言っていい程なくなり
エマさんの大きな魅力の一つである
『厳しく、時には優しく、実は世話好きで面倒見のいいお姉さん』が
おもいっきりすっぽ抜けてしまっていた･･･|||orz。
しかもその余波でエマさん独特のお嬢様風口調もごっそりいかれｗ
あのどことなく感じられた気品さというか、育ちの良さというか･･
そんなオーラもしぼんでしまい･･･（Ｔ□Ｔ）。
「ついて来る勇気あって？」とか、「偉ぶるのではなくてよ」とか、
シンタとクムがあっかんべーしたぐらいで
「シンタ！、クム！、はしたない！！」って怒るところとか･･
すんごい好きだったのにな〜･･･････（＝▽＝）遠い目。
そもそもTV版じゃエマさんってアーガマ乗船率の方が高かったのに･･･
こんなにラーディッシュと密接なキャラでしたっけ？？？
むしろアーガマ隊のエースの一人だったはずでは･･･。
劇場版�VのMk-2（エマ）はラーディッシュに、
Gディフェンサー（カツ）はアーガマに配備っていうのも理解不能（＠＿＠川）
なんでMk-2の強化パーツにあたるGディフェンサーとバラして配備するの？？？
（カツを引き取る条件でエマさん引き入れたはずなのに･･･（陰謀だ！））。
極めつけは感情で裏切った＆女でありすぎたレコアに
少なからず理解をしめしているところ･･････････終った、最悪|||orz
他にも高い戦闘スキルを持ったエマさんなのに
劇場版では核パルスエンジンのところ以外、ピンチっぽいシーンばかり･･
小隊長っぽいシーンもなくなってるし･･。
私の憧れたあの潔癖で凛とした強くて格好良いエマさんは何処に･････（Ｔ□Ｔ）ノ
あの無断出撃したファの「人間は感情の動物です」に対して
間髪入れず修正をいれたエマさんは･･
裏切ったレコアに会ったカミーユに
「殺してしまうべきだったのよ！」って言っちゃうエマさんは･･･
カムバック！、TV版エマさん！！
だ、誰がエマさんをあんな･･
あんな『ファとレコアを足して割ったようなキャラ』にしてしまったんだ！！
「誰でもいい！、止めてくれぇぇぇ！！！
　　　　･･やめろぉぉぉ！！･･うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！！！！」

･････はぁ･･･はぁ･･･（落ち着け自分）
･･で、あと上で少しふれてる色恋沙汰。
エマさんの魅力の一つに『恋愛にはウブ』なところがあるっていうのに
�Vの蓋を開けてみれば･････ナンジャコリャー！！（劇画顔）
なにこの夫婦チックな甘ったるい空気･･･（吐血）
私はTV版のあの
『好意を寄せられて悪い気はしていない･･だけど今はそれには答えられない』
みたいな微妙な一方通行の関係が好きで、
それでこそエマさんの『お堅い』魅力が出ていたし
ヘンケンもあの『すんごい不器用なところ』が好きだったので
劇場版のガツガツアピールしたり、あんな人事をするヘンケンや
それをすぐに（上映時間の都合もあるけどｗ）受け入れてしまうエマさんは
正直引いた･･というか、全然違う人達に見えたよ･･（＠□＠川）誰！？
もぉ違う意味で悲しい刻の涙を見せられた･･･（Ｔ△Ｔ）大火傷した
私の中で劇場版エマさんはもはや完全に別人扱い（封印）となってますｗ。
「こんな記憶･･修正してやるぅぅぅっ!!!!!」
ラストのカミーユに托すシーンは
相変らず格好良いんですけどね〜（＝▽＝）♪♪♪。

･･ちょっと熱くなって横道に外れたので（＾＾；）映画感想に戻って･･･
『修正』シーンが全然なかった。
ステファニーがウォンさんの娘になってて、
違う意味で「女ウォン・リー」誕生だな〜とか思った。
ライラのジェリドに対する態度が凄い変わってた。
「恋人たち」なのに肝心の「ムーンアタック」とか「シャアの帰還」らへん（？）が
ごっそり削られていて、ジェリドとマウアーの良いシーンがほとんどなかった
（マウアーの散った後の幻影シーンまでもカットって･･･せめてキスシーンでも･･）。
ジェリドの扱いが酷かった･･･（Ｔ△Ｔ）
（中途半端なライバルというか･･カミーユに対して因縁不足というか･･･）。
毒ガス作戦がなくなった。
新声優に違和感を感じたり感じなかったり。
スードリに上がってきたフォウが
ナミカーのお尻（背中？）を叩くところがなんかよかったｗ。
フォウの声から独特の色気と妖しさが消えてしまった･･･。
シャアとハマーンの会話に割ってはいるヘンケンを
エマさんが2度制止するシーンが笑えた。
ロザミィ出てないのにラストのウェイブライダー突撃時には何故かいた･･･
（やっぱりロザミィはカミーユの精神崩壊に繋がるステップだからでしょうか･･？）。
永遠のフォウがなかった。
ハマーンとの共鳴で、キリマンジャロの服装のフォウが出てきた･･･（汗）
（ロザミィやシロッコの幻影部分カットするなら、フォウも差し替えればいいのに･･･）。
スーパーガンダムの新カットがまったくなかったorz
（Gフライヤーが一瞬だけ･･しかも1秒もなし･････）。
ハマーン様のカッコ良さ、妖しさがますます上がっててよかったｖ。
ハマーン様専用ガザCのカラーリングがカッコよかった（お金の匂いが･･･ｗ）。
アーガマに来たハマーン様の「条件は何なんだ？、私のやる事は？」ってとこの
見下したような表情がすんごい萌えたｖｗ。
違和感有り有りだけど、子供ボイスのミネバ様は割と好きｖ。
ミネバ様のバイオリンは御健在だった。
私の大好きなファ＆シンタ＆クムのドタバタが全然なかった（Ｔ△Ｔ）。
ブライトの顔を蹴るクムが笑えた（←これ�Vで一番好きｗ）。
カツがまた隕石に激突した（「人は同じ過ちを繰り返す･･まったく･･･」）。
ビームコンフューズ（？）がイカしてた。
ラストは単刀直入に「ここからいなくなれぇぇぇ！」の方がよかった。
BGMや歌の使い方が凄く格好よかったけど
最後は「Love Letter」の余韻のまま終りたかった･･･。
サエグサの茶化しはいらん。
･･･という感じです。
結論、劇場版Zは･･･
私の中では『新訳』というより、
『一つのif止まり』･･でした（＾＿＾；）。

理由は･･･上記の否定的感想や声優さん問題などありますが
やっぱり一番の理由はエマさんの別人っぷりと、
ZZの立場があまりにもなさすぎるところ･･･orz
劇場版を新訳と認めてしまったら、ZZが歴史から抹消されかねんです！（＠□＠川）
正直私には劇場版Zの最後がそれほどハッピーエンドには見えなかったです（Ｔ△Ｔ）
ZZの最後で、全ての呪縛が解けて
ファの献身的な介護の末にようやくくっついたカミーユを
知ってしまってるからなんでしょうか･･？？
それとも見る前から大方の予想がついてたから･･？？？
むしろネオジオン戦へカミーユが続投するのかの方が気になったりで･･･（＾＾；）
（シャングリラチルドレン出番なし？？？、ルーはギリ出そうだけど）
Z単品で完結ならハッピーエンド（？･･にしてはカミーユだけ）かもしれませんが
悲劇的だからこそ「Z」みたいなところもあるし･･･

人それぞれですが、
私はTV版こそが揺るぎ無きオリジナル･･
「真」派な人間です（ー▽ー）エマさんもね!!
（もちろん劇場版も『if』として楽しんでますけど（＾＾））

♪ズッチャン、ズッチャン、ズッチャン、ズッチャン、ズッチャン、ピロロロロロ･･･♪
のイントロでテンション全開！！=3
♪今〜は動け〜ない、それ〜が運命だけど〜･･♪
（�T、�Uのガクトの歌も好きｖ）